12.242018
特定非営利活動法人 ニューマン理論・研究・実践研究会会員の皆様
本日は、悲しいお知らせをしなければなりません。マーガレット・ニューマン先生が、12月18日の朝お亡くなりになりました。私たちの尊敬してやまない看護理論家ニューマン先生に謹みて哀悼の意を表するとともに、ご遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げたいと思います。
ニューマン先生は、約2年半前に転倒し、そのとき頭部を打撲して脳内に血腫ができて、その手術をなさったようです。それから徐々に歩行が困難になり、車いすの生活を続けていらっしゃいましたが、お元気でさらなる理論の発展を目指しておられました。2016年9月にメンフィスで開催されたニューマン理論による対話集会に参加された方は、親しく先生とお話しされて楽しい時を過ごされました。また、今年の3月にお尋ねした時にも、ベッドの上の生活は長くなっては おられましたが、お元気でした。私遠藤が先生にお会いした最後はこの11月16日でした。この時も理論について明確に語られました。でもこの少し前から、食事の量が少なくなり、やがて水も食事も薬も取らなくなられたようです。私が察する限りでは、痛みからは解放されておられました。
ここにニューマン先生の死亡記事(obituary) のサイトをお知らせいたしますので、ここにアクセスしてご覧ください。https://www.dignitymemorial.com/obituaries/memphis-tn/margaret-newman-8092879 google 翻訳も役立つようです。
本当に優しく、美しい方であり、ニューパラダイムの看護理論家として看護界のリーダーでいらっしゃいました。私たちは、先生のHealth as expanding consciousness (HEC) 理論を学び、その理論に導かれて看護実践や看護教育ができることを大変光栄に思い、また誇りに存じます。これからも、日本でニューマン理論・研究・実践研究会の活動を大いに発展させ、この理論に導かれた看護実践が普及するように、力を合わせていきたいと思います。
ご希望の方は、上記のページにmemoryを記載するところがありますので、ニューマン先生への想いなどをお書き込みください。また、ご遺族の方からですが、お花は沢山になるので、お花に代えて、テネシー大学マーガレット・ニューマン資金に献金をしてくださることを希望されております。ここは、ニューマン先生が、お母様が亡くなられた後すぐにメンフィスにある看護学部に入学され、学士号を取得された大学です。そして、いま、この大学に永久Dr. Margaret A. Newman教授の座を確保するための活動として、昨年からこのための募金活動が行われています。すでに、多くの方が献金してくださっておりますが、この度も少額で結構ですので、可能であれば、あなたのお名前とともに、献金をお願いいたします。献金方法のサイトも以下にお知らせいたします。
giving.uthsc.edu/ MargaretNewman
(しっかり、あなたのお名前と献金の金額とニューマン先生に対するあなたの追悼であることを記入してください。さらに追加したい想い出があれば、記載できます。Affiliationの欄は、”Friend” を選択し、Student IDの欄は未記入で進んで良いようです。そして、”次に” に進めば、クレジットカードの情報を記入するスペースが出てきます。)
私たちで、マーガレット・ニューマン先生の85才の生涯を祝して、ささやかですが、語る会を開きたいとおもいます。このHPでお知らせに掲載いたしますので、ご覧ください。
では、忙しい年の暮ですが、どうぞお気をつけてお過ごしください ませ。そして、よい新年をお迎えくださることをお祈りいたしております。
NPO法人ニューマン理論・研究・実践研究会理事長
遠藤恵美子
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